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こんにちは、引地です。
先週は海外出張で不在だったため、2週間ぶりの更新になります。
細々と続けているブログもお陰様で、4ヶ月目になりました。
中々自身の考えをまとめて文章にするのは難しいのですが、今後も自身の成長のためにも続けていきたいと思います。
さて今回は「社会起点」というものについて取り上げてみたいと思います。
前職時代、2012年頃からでしょうか?しきりにこの単語が発せられるようになった記憶があります。
小難しい言葉ですが、簡単に言うと「目の前の顧客ニーズの充足だけでなく、社会問題を解決する視点を持って働こうね!」という意味だと解釈しています。
私はこれを考えることが、物凄く苦手でした。
「これまで企業の採用充足に向き合って働き、そこに意義を感じていたんだけど、そもそも社会起点って何?」
みたいなことを言って、当時のマネジャーを困らせていました。
当然会社の方針に沿って、こういったことを考えてみたりはしたものの、結局退職まで本当の意味でこの視点で働くことはできなかったように思えます。
それが転職し、末端ながらも事業会社の経営に携わっていくうちに変化が出てきました。
SDGsへの取り組みや、様々なステークホルダーとのかかわりの中で「企業の存在価値」や「持続可能性」を本気で考えることが増えたからだと思います。
今ではいっちょ前に「ナカジツが果たすべき社会的役割」などを皆様の前でお話するような機会も増えてきました。
今では社会起点がビジネスの品質につながると心から思えるようになりました。この点では少し成長ができたのかもな?と思います。
弊社に転職に相談に来られる方の中には「社会起点の塊」のような方もいらっしゃいます。
HR、医療、教育、地方・・・様々な切り口で社会の不を解消したい!と熱っぽく語られる方々です。
こういった方がまだ世の中にないサービスを生み出したり、ゲームチェンジャーになる可能性があるんだろうなーと思いながら、
自分に足りない部分を持っていることに、本当にいつも尊敬の念を抱きます。
一方であまりに社会起点ばかりが強すぎると、明らかにビジネスとしての視点が欠けていて、マネタイズが難しいと感じるケースも散見されます。
二宮尊徳の「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」を借りるまでもなく、
「ロマンとそろばん」は常に持って、バランスのよいビジネスマンでありたいですね。
幸い、弊社でお付き合いしている会社経営者はこのバランスに優れた方ばかりです。
そういった素晴らしい会社に志あるよい方をご紹介することで、本当に微力ながらよりよい社会の実現に貢献できている実感があります。
素晴らしいクライアントに恵まれ、今日も仕事ができていることに感謝ですね。